はちみつ梅 梅干しはいいよね。

ある日、家内が「はちみつ梅」なるものを購入してきた。家内は、ハチミツが入った梅干しが好きだ。俺は好きじゃない。俺のための梅干しは別に（もっと安いけど）があるので、まあしょうがない。好きな味付けの梅干しを食べればいいけど。
さて、その「はちみつ梅」なんだが、なかなか減らない。梅干しはそもそもは保存食品だったろうが、近年は、減塩していることもあって、少し様相が変わってきたと思う。

何だか減らないじゃないか、と家内に尋ねると、「梅干しじゃないんだもん」という。ん？
つまり、「はちみつ梅」は、ほんとうに、はちみつ＋梅であって、はちみつ＋梅干しではなかったのだ。梅酒の梅の甘い奴。そんな味なんだという。
まぁ・・・。そういう商品、食品が存在することはいいだろう。梅酒の梅だって、そのつもりで食べればおいしいと言えば、おいしい。ゴハンの時のおかずにはならないだろうけども。

俺が問題にしたいのは、この「はちみつ梅」が、スーパーの梅干しに並列して置いてあったという点だ。後日、問題のスーパーで確認すると「ハチミツ入り南高梅」の隣にある。
これは、どう見たって、梅干しに思うぞ、普通。詐欺じゃないけどな、誤解をあたえる不適切な食品展示だ。
・・・というか、スーパーさん。これ、商品の正体把握してます？

さて・・・。とても梅干しとしては、食えそうにない代物だが、食べ物は極力無駄にはしたくない。できるだけの努力をしておきたい。蓋付きの陶器の瓶があったので、問題のハチミツ梅を入れ、上からドボドボと醤油を入れてやった、醤油は、年末に福引で1リットルがあたったのだが、正直安物でｗ普段使っている醤油に比べると、今イチだなぁと思っていたのだ。ちょうどいい。
３日ほど経過して、食べてみると、それなり塩気がついて、また甘みも醤油に出て行ったようで、だいぶ具合がいい。醤油をなめてみると、これはこれで何かの味付けに使えそうだ。
今のところのアイデアとしては、寿司酢とあわせて酢の物のタレ。ショウガを加えて冷奴にかける。大根、カブ、キュウリなどを漬けこんでみる。梅を食べきったら、そんなことをやってみようと思う。