11/11
TVのCMでやっていたが、11/11は、ポッキーの日ということらしい。うむぅ。まあどんな理由でもつけて勝手に記念日とできるご時世だ。あなたが美味しいといえば、それをサラダ記念日と言っても、何か法的なお咎め、罰則があるわけじゃない。まあ2人のあいだでその記念日を大事にしている分にはそれでいい。これを世の中すべての人に、今日はサラダ記念日ですと、布教するのは困難だろうが。なぜならその認定の理由が、個人的な、属人的なもので、世界人類全体に対する普遍的な理由ではないからだ。無理にやれば、法的な処分はないだろうが、社会的には「変人」なりのレッテルがついて、以降の人間関係に差し障りがあるだろう。
ポッキー
さて、11/11のポッキーの記念日とやらを考えてみよう。理由は数字の1の羅列である11/11が、ポッキー4本に見えるからということなんだろう。ポッキー記念日の命名の理由を文書で読んだわけではないので、これは勝手な推測だ。でも間違いではないだろう。ポッキーの考案者の誕生日とか命日とかいうことがもしかしたらあるかもしれないが。
普遍性
さて、このポッキーの記念日の制定は普遍的なものだろうか。理由は、ビジュアルからきている理由で、見ればわかるだろ、というかなり汎用的なものだ。
しかし、これにはひとつだけ大きな問題がある。すなわち、数字の1の羅列に見えるものは、ポッキーだけではないのだ。きっとポッキー以外の商品で、数字の1の羅列がイメージできるのものは、やはり11/11を記念日としたいことだろう。
結局、先にいったもの勝ちってことなんだろうか。そしてそれを周知するのにコストを費やせば、それがコモンセンス、記念日として根付いていくのかもしれない。
それでいいのかという素朴な疑問も残るのだが。
管理、認定団体
そんなことを考えていたら、記念日を管理?する法人があるということを知った。申請すれば登録されるらしいw
しかし、いったい何を根拠にw
登録の為の手数料は10万円を越す。個人が、シャレや冗談でやるには、ちと敷居が高いな。