ブランドまっぷ

お歳暮の時期に思う

お歳暮の時期

一般的に、お歳暮の時期は、12月に入ると解禁、そして20日までとされている。冬至じゃちょっと遅い。これを過ぎると間抜け感は免れない。遅れるなら、いっそクリスマスにターゲットをあわせてのほうがいいかもしれない。「お歳暮」のノシをやめて、「メリークリスマス」にしてしまえばいい。これは実際、管理人が、自分のほうがお世話になっていると思っていた取引先からお歳暮を贈られてしまって、お歳暮返しがあまりに間抜けなので、クリスマスを楽しくお過ごしくださいと贈ったことがある。
お歳暮に何を贈るかは今回のテーマじゃない。贈られる、いただくことの多い側の内情を書いておこうと思う。

クール便

昔は、冬場、常温でもある程度日持ちするものが贈られることが多かったと思う。ところが、最近は、物流が発達し、生物も冷蔵、冷凍のクール宅急便で送れるようになった。これがくせ者である。少しでもおいしいもの、珍しいもの、土地の物を送って下さる方の心遣いはありがたい。たしかにおいしい。が、通常の家庭にある冷蔵庫の容量なんて、たかがしれている。クール便で届いて、とにかく冷蔵、冷凍するのだが、入りきらない。ベランダの日陰で雨に濡れない場所に、発砲スチロールのケースに保冷剤を入れて置く。賞味期限、消費期限を見て、期限の迫ってくるものから手をつける。賞味期限が短いものが届くと順番を変える。送っていただいた方のお気持ちを無駄にしないためには、それなりの計画の立案が必要になる。

食べ物を無駄にしちゃいけません

しかも、今は夫婦2人の家族。消費量の上限は知れている。2人とも仕事を持ち、忙しい時は自宅で食事を作らず、外食となる。
子供の頃、食べ物を無駄にしちゃいけませんと躾をうけて、けっこう刻まれている。なんとしても無駄にしてはならない。もう脅迫観念にもなりかねないw
今夜は、XXさんの生の牡蠣、明日は、この蟹を食べないとな。この山のようなソーセージ、ウィンナーとベーコン。これは少し時間の猶予がある。何だこの樽は?魚の粕漬け。1週間以内? 10切れくらいあるぞ、2人で毎朝食べるか?これは・・・ウドンだ。しかも生だぞ。
隣近所にも分けることも考えるのだが、返礼が・・・きてしまうw

お歳暮の時期を広げてくれw

俺は、デパートやら何やらの担当者に言いたい。お歳暮の時期を拡大するキャンペーンをやれ、やってくれ、お願いやって下さい、とw
お中元やお歳暮の慣習。管理人は、ただの虚礼だとは思わない。虚礼になっている世界もあるのかもしれないが、その品物を選んだ方の、心遣い、センス、人柄、いろんなことを思い起こす。お礼の電話で近況を伺うような遠くにお住まいの方もいる。慣習そのものは、無意味なことだとは思わない。しかし・・・。
次にクリスマス商品を売りたいから20日まで・・・と誘導されているんじゃないの?
逆にスタートを早くするとかw